最近はこんな介護求人が増えています

福祉業界は慢性的な人手不足が続いています。ヘルパーや介護福祉士、ケアマネージャーなどの求人倍率は2016年1月時点では2.44倍で、様々な施設から需要があります。さらに2025年には団塊の世代が75歳を迎える2025年問題も控えているので、今後もサービス付き高齢者住宅の利用や訪問サービスが増えると予測されています。つまり、こういった方面からの求人が増えているということです。これまで以上に求められるのは、コミュニケーション能力です。最近では核家族化が進み高齢者が孤立してしまい、見放されていたり、うまく家族と付き合えないケースも増えています。そういうお年寄りは心を固く閉ざしてしまうことが多く、コミュニケーション能力がないと対応できない可能性があります。

正社員だけではなく非正規社員の導入も

医療や介護の分野では、即戦力となる人が求められます。今までに働いた経験がある人は、たとえ正社員として入社しなくてもパートやアルバイトなどの非正規社員でもすぐに働き始めることができます。今までの傾向では、正社員にこだわることが多かったです。しかし、家庭と仕事を同時に抱える女性が多く働いているため、正社員に限定してしまうとうまく要員が確保できないのが問題でした。それに対して最近では正社員という枠にこだわらず、自分が働ける時間だけ選んで働くことができるパートなどの非正規社員の導入も積極的に行われています。パート以外にも派遣社員として働くなど、仕事の時間帯と曜日を選ぶことができるということで、この勤務形態の仕事も増えています。直接利用者には触れられないものの、補助の仕事もあります。

ブランクOKの仕事も増えている

さらに要員を確保するためには、潜在介護職の掘り起こしも大切です。資格を取得しているけれども、それを活かした仕事についていない人が潜在者としてたくさん存在しています。仕事の厳しさから辞めてしまったり、人間関係に悩んで辞めてしまったという人もいます。また、女性の場合は結婚や出産、育児に専念するために辞めるケースも多いです。しかし、こういう人たちでもしばらく経つとまた働きたくなることもあります。これまでよりも給料や待遇が良いならば、職場に戻ってもいいということで検討することもあります。人材の堀り起こしのために、求人で増えているのがブランクOKというものです。2〜3年のブランク期間であればほとんど問題なく働けますし、それ以上経ってもブランク者向けの研修を行って勘を取り戻させる取り組みもあります。